Windows 10 IoT Enterprise
年2回の機能アップデートを必要としない
Windows10を選択しませんか?
専用業務パソコン、産業用組込みパソコンのOSとして使用するには不向き?通常版Windows10の課題
専用業務パソコン、産業用組込みパソコンって、工場のラインとか、監視カメラ、デジタルサイネージの裏側で動いている特別なPCのことだよね?通常のWindows10で何か問題があるのかな?
はい。通常版のWindows10は、いままでのWindowsと異なり、OSを継続的なサービスとして提供する概念の製品です。新しい機能を定期的に追加する「機能アップデート」を年2回程度実施することを目標にしています。
定期的に機能が増えていく・・・ということ?性能が改善していくのならばとても良いことじゃないの?
通常のPCならば・・・それもいいのですが、特定用途の産業用PCでは、問題を引き起こしてしまうリスクの方が多いのです。具体的には以下のようなトラブルが発生するリスクがあります。
機能アップデートによるトラブルリスク
(1)新規アップデートが引き起こす不具合
例)ドライバーが対応しない、アプリが起動しない、フリーズする・・・
(2)アップデートが長時間になることでの業務への影響
例)機能が追加されるアップデートは容量が大きくなる傾向があり、適用に1時間以上かかるケースも報告されている
それって、工場の生産ラインが止まったり、監視カメラが録画できていなかったり、サイネージに何も表示されない・・・とかのトラブルを引き起こってこと!??マズいよ。それはマズいよ~
専用業務パソコン、産業用組込みパソコンは、重要なシステムの根幹に設置されることが多いので、このようなトラブルは、企業に大きな損害を与えかねないですよね。
何か対応策はないの?対応策は?
機能アップデートアップデートを強制的に止めるとか!遅らせるとか!
原則的にビジネス向けのWindows10でも、機能アップデートを遅らせることはできますが、回避は非常にハードルが高くなります。しかし、もともと、機能アップデートの存在しないWindows10が存在するのです!
本当!?それはどんなWindows10なの?
そのエディションが、Windows 10 IoT Enterprise LTSB・LTSCなのです。
プロセッサ/メモリ容量
Windows® 10 Enterprise LTSC 2019 Windows® 10 Enterprise 2016 LTSB Windows® 10 Enterprise 2015 LTSB Windows® 10 Enterprise Windows® 10 Pro Windows® 10 Pro Education Windows® 10 Education Windows® 8.1 Enterprise Windows® 8.1 Pro Windows® 8.1 | ・64ビット版 3.0GB以上 ・32ビット版 1.5GB以上 | PC/AT互換機 1GHz以上の32ビット(x86)プロセッサ、 または64ビット(x64)プロセッサ |
メモリ容量は、瞬快とOS動作のみの容量です。別途アプリケーションを導入される場合は、必要に応じて追加してください。メモリが少ない場合、OSが起動しなくなる場合があります。
メモリキャッシュ機能を利用する場合は、8GB以上のメモリを推奨します。
Apple社のBootCampを利用したWindowsOS上では瞬間復元機能は動作しません。
本製品で搭載されているリモート画面操作機能を利用する場合は、以下のスペックの機器を推奨します。
- 1.4GHz以上の32ビット(x86)プロセッサ、または64ビット(x64)プロセッサ
注)上記の条件を満たさないスペックでもご利用できますが、画面描画など十分に性能がでない場合があります。
必要ソフトウェア
以下の機能が必須となります。瞬快をインストールする前に、事前にインストールしてください。
- Microsoft .NET Framework 4.5.2
注)
Windows 10の場合、Windows の機能から、「.NET Framework 4.7 Advanced Services」を追加してください。
注)
Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2の場合、次の更新プログラムが適用されている必要があります。
- Windows Update更新プログラム(KB2919355)
- Windows Update更新プログラム(KB2999226)
ディスク容量
Windows® 10(64bit) Windows® 8.1(64bit) | 25GB以上、または10%以上の空き |
Windows® 10(32bit) Windows® 8.1(32bit) | 20GB以上、または10%以上の空き |
注)
システムドライブ以外で、修復対象とするドライブにも10%以上の空き容量が必要です。
システムリカバリ機能に関する留意事項
システムリカバリ機能をご利用になる場合は、サポート機種をFMVシリーズでの正常動作確認済み機種に限らせていただきます。
最新情報につきましては、システムリカバリ機能のサポートクライアント機種を参照してください。
今後出荷される機種につきましては、確認次第本ホームページにて広報いたします。その他の機種につきましては別途ご相談ください。
備考
- ディスクドライブはSSD(Solid State Drive)を推奨します。HDD(hard disk drive)や性能の低いeMMC(embedded Multi Media Card)では、OS起動等の処理が遅くなり運用に差し支える場合があります。
- 複数のディスクが搭載されている環境において、復元タイプをパーティションにした場合、2台目以降のディスクはサポートされません。また、復元タイプをパーティションにした場合、2台目以降のディスクは更新モードでの復元機能が動作しません。
- 瞬間復元機能がサポートしているファイルシステムはNTFSとFAT32です。ReFSはサポートしていません。
- 以下のOSに該当する場合、Windows Update連携機能は利用できません。
- Windows® 8.1
- Windows® 8.1 with Bing
プロセッサ/メモリ容量
サーバ専用機を推奨いたします。
Windows Server® 2019 Windows Server® 2016 Windows Server® 2012 R2 Windows Server® 2012 Windows® 10 Enterprise LTSC 2019 Windows® 10 Enterprise 2016 LTSB Windows® 10 Enterprise 2015 LTSB Windows® 10 Enterprise Windows® 10 Pro Windows® 10 Pro Education Windows® 10 Education Windows® 8.1 Enterprise Windows® 8.1 Pro | 4GB以上 | ・64ビットシステム 2GHz以上の64ビット(x64)プロセッサの PC/AT互換機 |
注)
システムリカバリ機能を使用する場合は、Windows ADK もしくは Windows AIK をインストールできるOSにシステムリカバリサーバをインストールする必要があります。制限事項/留意事項も参照してください。
必要ソフトウェア
次の機能が必須となります。瞬快をインストールする前に、事前にインストールしてください。
- Microsoft .NET Framework 4.6
注)
Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2の場合、「Windows の機能の有効化または無効化」の設定にて、「.NET Framework 4.7 Advanced Services」を有効にしてください。
注)
Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2の場合、次の更新プログラムが適用されている必要があります。
- Windows Update更新プログラム(KB2919355)
- Windows Update更新プログラム(KB2999226)
ディスク容量
各OS共通:2.2GB以上(最大で10GBの領域を利用)+配付用資源格納領域+WindowsUpdate履歴情報格納領域+システムリカバリのWindows PE作成用のツールキット+システムリカバリのリソース格納領域+更にテンポラリとして1GB程度必要。
備考
- サーバ機能と瞬快コンソールを別々の筐体で構成する場合は、瞬快コンソールからサーバにアクセスするためのクライアントアクセスライセンス(CAL)が1つ必要となります。
- Read Only Domain Controller(RODC)にSQL Serverをインストールすることはできません。このためRODCに瞬快サーバをインストールすることはできません。
プロセッサ/メモリ容量
Windows Server® 2019 Windows Server® 2016 Windows Server® 2012 R2 Windows Server® 2012 | 3GB 以上 | PC/AT互換機 2GHz以上の64ビット(x64)プロセッサ |
Windows® 10 Enterprise LTSC 2019 Windows® 10 Enterprise 2016 LTSB Windows® 10 Enterprise 2015 LTSB Windows® 10 Enterprise Windows® 10 Pro Windows® 10 Pro Education Windows® 10 Education Windows® 8.1 Enterprise Windows® 8.1 Pro | ・32ビット版 1.5GB以上 ・64ビット版 3GB以上 | PC/AT互換機 1GHz以上の32ビット(x86)プロセッサ、 または64ビット(x64)プロセッサ |
本製品で搭載されているリモート画面操作機能を利用する場合は、以下のスペックの機器を推奨します。
- 2GHz以上の32ビット(x86)プロセッサ、または64ビット(x64)プロセッサ
注)上記の条件を満たさないスペックでもご利用できますが、画面描画など十分に性能がでない場合があります。
必要ソフトウェア
以下の機能が必須となります。瞬快をインストールする前に、事前にインストールしてください。
- Microsoft .NET Framework 4.5.2
注)
Windows 10 ファミリ以降およびWindows Server 2016以降のOSの場合、「Windows の機能の有効化または無効化」の設定にて「.NET Framework 4.7 Advanced Services」を有効にしてください。
注)
Windows 8.1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2の場合、次の更新プログラムが適用されている必要があります。
- Windows Update更新プログラム(KB2919355)
- Windows Update更新プログラム(KB2999226)
ディスク容量
各OS共通 : 1.0 GB程度
- Windows Update連携機能をご利用の場合は、 Microsoft社製WSUS(Windows Server Update Services)または
Microsoft社のUpdateサイトを利用できる環境が必要ですが、Microsoft社のUpdateサイトを利用すると、管理者の承認が必要な更新プログラムを自動適用することができませんので、Windows Update連携機能でも自動化できません。
- 瞬快のウイルス対策ソフト連携、スパイウェア対策ソフト連携をサポートしている対応ソフトについては連携可能なウイルス対策ソフト一覧を参照ください。
- マルチブートをサポートするLinuxディストリビューションについては、Linuxディストリビューションを参照してください。
- 導入および運用に関する注意事項については、制限事項/留意事項に記述しています。
必ずお読みください。