Power automate desktop マウスホイール

はじめに

Power Automate Desktop でデスクトップの操作を記録する方法を紹介します。

ウィンドウを開いたりマウスやキーの入力を記録できます。

ブラウザの操作にも対応しています。

  • 目次

    • デスクトップの操作を記録する

デスクトップの操作を記録する

Power Automate Desktop を開いたら [新しいフロー] をクリックします。

Power automate desktop マウスホイール

[フローの名前] を入力して [作成] をクリックします。

Power automate desktop マウスホイール

[デスクトップ レコーダー] をクリックします。

Power automate desktop マウスホイール

少し待つと「デスクトップ レコーダー」画面が表示されるので [記録の開始] をクリックします。

Power automate desktop マウスホイール

ここから操作の記録が開始されます。

赤枠が表示された場所に対しての操作が記録されます。同じ場所には表示されないことがありますが、基本的に赤枠が表示されてから操作します。

Power automate desktop マウスホイール

必要な操作をすべて行ったら [終了] をクリックします。ここまでの操作が記録されます。

Power automate desktop マウスホイール

[保存] をクリックします。

Power automate desktop マウスホイール

[OK] をクリックします。

Power automate desktop マウスホイール

操作を記録したフローが作成されます。

再生

操作を再生するにはそのフローの [実行] をクリックします。

Power automate desktop マウスホイール

記録した操作が再生されます。

注意点

  • 既に開いているウィンドウに対する操作は、フローを実行する前に開いておく必要があります。
  • 完全に再現できないときは、一つひとつのアクションを手動で編集する必要があります。

Power Automate Desktopにおけるマウス・キーボード操作のアクションについて、
特に、使いやすい以下2つのアクションについてまとめる。
・マウスを画像に移動します:マウスを希望先まで移動させる。または、その後クリック操作をする。
・キーの送信:キーボードの入力をする。

【はじめに】マウスとキーボードのアクション一覧

Power Automate Desktopに用意されているマウスとキーボードに関するアクションは以下のとおり。

No. アクション 内容
1 入力のブロック ユーザーのマウスとキーボードの入力をブロックし、フローがユーザの干渉を受けることなく、マウスとキーボードのアクションを実行できるようにします
2 マウスの位置を取得します 画面上でのマウスカーソルの現在の位置を、ピクセル座標で取得します
3 マウスの移動 指定された位置にマウスを移動します
4 マウスを画像に移動します 画面またはフォアグラウンドウィンドウで見つかった画像にマウスを移動します
5 画面上のテキストにマウスを移動する 画面またはフォアグラウンドウィンドウで、OCRを使用して見つかったテキストにマウスを移動します
6 マウスクリックの送信 マウスクリックイベントを送信します
7 キーの送信 現在アクティブなアプリケーションにキーを送信します
8 キーを押す/離す 1つ以上の装飾キー(Alt、Ctrl、またはShift)を押して保持するか、または離します
9 キーの状態を設定 CapsLock、NumLock、ScrollLockのキーの状態(オンまたはオフ)を設定します
10 マウスを待機する マウスポインターが変更されるまで(通常、待機カーソルから砂時計またはその逆に変わるまで)、フローの実行を中断します
11 キーボード識別子を取得する マシンのレジストリからアクティブなキーボード識別子を取得する
12 ショートカットキーを待機する 特定のショートカットキーを押すまでフローの実行を一時停止します。ショートカットキーには少なくとも1つのキー、または1つのキーと(Ctrl、Alt、Shift)のいずれかを指定します

マウスを画像に移動します

今回は、Excelのツールバー『ファイル』までマウスを移動させ、左クリックをするフローを作成します。
『マウスを画像に移動します』のアクションを選択する。

Power automate desktop マウスホイール

『画像を選択してください』→『画像のキャプチャ』より移動先を設定します。

Power automate desktop マウスホイール

虫眼鏡のようなものが出てくるので、ドラッグ&ドロップで画像を選択する。

Power automate desktop マウスホイール

Power automate desktop マウスホイール

Power automate desktop マウスホイール

これでマウスの移動先の画像が選択されました。
『マウスの移動スタイル』及び『発生回数』は特に指定がなければ、そのまま。

Power automate desktop マウスホイール

『マウスの移動後にクリックを送信します』をONにし、『クリックの種類』を選択します。

Power automate desktop マウスホイール

『詳細』についても特に指定がなければ、そのまま。

Power automate desktop マウスホイール

この内容で保存し、完成です。

Power automate desktop マウスホイール

Power automate desktop マウスホイール

移動先の画像、クリックの種類を変えて、希望フローを作成してください。

キーの送信

『キーの送信』のアクションを選択する。

Power automate desktop マウスホイール

入力するキーを『送信するテキスト』の欄に入力しますが、
『特殊キーの挿入』及び『修飾キーの挿入』からも選択できます。
今回は『特殊キーの挿入』→『その他』より『Enter』を選択します。

Power automate desktop マウスホイール

『送信するテキスト』の欄には『{Return}』と表示されます。

Power automate desktop マウスホイール

Power automate desktop マウスホイール

このアクションはショートカットキーを設定すると便利です。
今回は『ファイル名を指定して実行』(Windowsキー+R)を設定します。
『修飾キーの挿入』から『左Windowsキー』を選択します。

Power automate desktop マウスホイール

すると、『送信するテキスト』の欄には『{LWin}()』と表示されます。

Power automate desktop マウスホイール

修飾キーと組み合わせて使用するキーは『()』の中に入力するので、『{LWin}(R)』とします。

Power automate desktop マウスホイール

また、『新規フォルダの作成』(ctrl+shift+N)の場合は以下のとおりです。
(『()』の中に、『{shift}』及び『{N}』の両方を入力します。)

Power automate desktop マウスホイール

Power Automate Desktopの欠点は?

Power automate desktopのデメリット.
作成した作業フローはMicrosoftアカウントに紐づく.
スケジュール登録して、自動でフローを実行することはできない.

Power AutomateのPCスペックは?

Power Automate をインストールする 際は、管理者権限を持つ Windows アカウントが必要です。.
プロセッサ: 2 つ以上のコアで 1.00 GHz 以上。 ... .
ストレージ: 1 GB..
RAM: 2 GB..

Power Automate Desktop waitの上限は?

特定の画面(ウィンドウ)が表示されるまで待機する ご利用人数は無制限で月額5500円からご利用可能です。

Power Automate Desktopの停止ショートカットは?

実行 を選択、または F5 を押下してフローを実行します。 フローを実行すると、実行 が 一時停止 になります。 フローの実行中に 一時停止 を選択、または Ctrl +一時停止 を押下して一時停止し、その時点までの変更を検査します。 フローが一時停止している間に 実行 を選択して再開します。