Power Automate Desktop エクスプローラー 起動

Power Automate Desktop エクスプローラー 起動
08-RPAのテクニック

2021.03.17

Power Automate Desktop エクスプローラー 起動

Microsoft Officeのうち、Power Automate Desktop(PAD)で簡単に操作できるようになっているのは、ExcelとOutlookのみです。それ以外のWordやAccess、PowerPointに関してはあまり自動化で重要視されていないのか、残念ながら簡単に設定できるアクションからは外されています。またペイントなどのアクセサリやフォトショップ、弥生会計などの専門性の高いソフトも簡単には設定できなくなっています。

アプリケーションを起動する

それらの簡単に起動できないソフトウェアを同期どうするかと言うと、 システムの中のアプリケーションの実行を使うことになります。

Power Automate Desktop エクスプローラー 起動

この設定では、以下のような設定項目があります。

Power Automate Desktop エクスプローラー 起動

よく見ると起動した時のファイル名が記載されていないので、アプリケーションを開いた後にファイルを開くという自動化を、ショートカットキーなどを組み立てて設定する必要があります。

そこで役に立つのが、今回の記事のタイトルでもある「起動オプション」です。

起動オプションとは

Windowsのパソコンで、WinキーとRキーを押すと、ファイル名を指定して実行という運動が表示されます。

Power Automate Desktop エクスプローラー 起動

このウインドウのボックスにExcelと入力しEnterキーを押すとExcelが起動します。WordはWinwordと入力します。

このようにアプリケーション名を入力して起動することができるのですが、そのアプリケーション名の後に「/」に続けてオプション設定を入力することで様々な状態で起動することができます。

そして、Power Automate Desktopもこのオプションをコマンドライン引数という形で入力することができるようです。

ファイル名を指定して実行のボックスに「winword /q /td:\ss\temp.dotx」と入力すると、Wordを、はじめの小さなWordのロゴ画面を表示せずに(/q)、DドライブのSSフォルダのTemp.dotxというテンプレートファイルを使って新規作成(/td:\ss\temp.dotx)しながら起動するという意味になります。

起動オプションはアプリケーションによって様々ありますし、紹介すると数が膨大になるので Google で検索するなどして 必要なものを調べていただければと思います。

Power Automate Desktopでのアプリケーション起動

Power Automate Desktopでは、上記で紹介したようにシステムの中のアプリケーションの実行で起動します。

設定画面では、アプリケーションパスにはWordであれば「winword」と入力し、コマンドライン引数にはオプションを入力します。

Power Automate Desktop エクスプローラー 起動

この画面で生成された変数に入っている変数を使ってアプリケーションを操作します。

アプリケーションの終了は、 システムの中のプロセスを終了するを使うと思ったのですがうまく終了できていませんので、Alt+F4のショートカットキーで終了しています。

アプリケーションパスに入力するのは、PowerPoint であれば「powerpnt」、Accessは「msaccess」 です。バラバラなので暗記しておかなければならないのかにしておかなければいけないということではありません。実は調べる方法があります。

スタートボタンをクリックしてそのアプリケーションを右クリックしその他の中のファイルの場所を開くをクリックします。

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エクスプローラーで元のファイルが表示されるのでそれを右クリックしてプロパティをクリックします。

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プロパティの画面でショートカットのタブがある場合、それはまだ本体ではありません。ファイルの場所を開くのボタンをクリックします。

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これを繰り返して言ってショートカットのタブが表示されなくなったらそのファイル名がアプリケーションパスです。

起動オプションのまとめ

ファイル名を指定して実行するの画面で入力できるアプリケーション名、及び起動オプションは、Power Automate Desktopではなくても、バッチファイルという簡単なマクロのような自動化する手順を作る時にも有効です。

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デスクトップ フローのトラブルシューティング

  • [アーティクル]
  • 11/23/2022

この記事の内容

Power Automate トラブルシューティング ツールを開く方法:

  1. Power Automate コンピューター ランタイム を起動します
  2. トラブルシューティング を選択します
  3. トラブルシューティング ツール を選択します

Note

トラブルシューティング ツールを開くには、Power Automate コンピュータ ランタイムの管理者権限が必要です。

サインインとサインアウトの問題を解決する

Power Automate は、msalcache.bin3 という名前のファイルを使用して、トークンを取得し、ユーザーを認証します。

ログインまたはサインアウト中にエラーが発生した場合、このファイルを削除して、保存したトークンをすべて消去します。 ファイルを削除するには、C:\Users\Username\AppData\Local\Microsoft\Power Automate Desktop\Cache に移動します。

別のドライブに Power Automate をインストールした場合は、C をそれぞれのドライブの文字に置き換えてください。 また、ユーザー名 をユーザー フォルダーの名前に置換します。

msalcache.bin3 ファイルを削除した後、Power Automate サービスを再起動し、アカウントにサインインします。

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Web アカウント マネージャー (WAM) を使用してサインインする

既定では、デスクトップ用の Power Automate は、Internet Explorer クライアントを使用してユーザー承認を容易にします。 ログイン中にエラーが発生した場合は、Web アカウント マネージャー (WAM) を使用してユーザーを認証できるよう設定してみてください。

WAM を使用すると、Windows に既に登録されているアカウントを使用してパスワードなしでログインできます。 WAM に関する詳細については、条件文を使用する を参照してください。

WAM 機能をデスクトップ用 Power Automate で有効にする場合は、適切なレジストリ エントリ を変更します。

Power Automate のコンポーネント間の接続の失敗を解決する

場合によっては、Power Automate では、コンポーネント間の接続が確立されなかったことを示すエラーが表示されることがあります。

同じコンピュータで名前付きパイプ サーバーを実行している別のプロセスが、このエラーの原因となっている可能性があります。 このプロセスは、ローカルホストのエンドポイントを使用して昇格された権限で実行される可能性があります。 その結果、他のアプリケーションがエンドポイントを使用できなくなります。

別のプロセスが実際に問題となっているかどうかを特定する方法:

  • Power Automate を閉じて、Windows のタスク マネージャでプロセスが実行されていないことを確認してください。

  • Sysinternals Suiteをダウンロードします。

  • zip ファイルをデスクトップ上のフォルダーに解凍します。

  • コマンド プロンプトのセッションを管理者で実行します。

  • Sysinternals を抽出したフォルダーに移動します。

  • 次のコマンドを実行します。

    handle net.pipe
    

    このコマンドを実行すると、名前付きパイプを使用しているプロセスと、そのプロセスがリッスンしているアドレスの一覧が表示されます。

    Power Automate Desktop エクスプローラー 起動

  • EbmV0LnBpcGU6Ly8rLw== という文字列を表示するプロセスが存在するかどうかを確認します。

  • このようなプロセスが存在する場合は、前述のステップで確認したプロセスを停止し、再度 Power Automate を起動してみてください。

恒久的な修正としては、問題の原因となっているプロセスの実行停止することです。 または、内部プロセスの場合は、具体的なエンドポイントを使用するように変更できます (例: net.pipe://localhost/something)。

上記のいずれも不可能な場合は、Power Automate の実行ファイルを管理者として実行するように指定してください。 ただし、この解決方法ではすべてのケースで問題が解決するとは限らず、毎回 UAC プロンプトが表示されます。

オンプレミス サービス アカウントの変更

UIFlowService は、仮想アカウント NT SERVICE\UIFlowService を使用します。 正常に起動するためには、このアカウントに "サービスとしてログオン" する権限が必要です。

ほとんどの環境では、既定の構成を変更する必要はありません。 会社にいくつかの制限がある場合は、ドメイン管理者に NT SERVICE\UIFlowServiceLog on as a service する権利を付与するよう依頼するか、ここで許可されているアカウントに変更することができます。

  1. アカウントの変更 を選択する
  2. このアカウント を選択します
  3. 新しいアカウントを提供します。例: DOMAIN\AlexJohnson
  4. このアカウントのパスワードを入力し、構成 を選択します

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コンピューター ログを収集します

コンピューターの構成ログとサービス ログのために収集できるログがいくつかあります。 その際は、トラブルシューティング ツールで ログのエクスポート リンクを選択します。

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このファイルは、ZIP ファイルとしてデスクトップに保存されます。

仮想デスクトップ用 Power Automate エージェントの問題を解決する

仮想デスクトップ用 Power Automate エージェントの起動中にエラーが発生した場合、次の手順を実行します。

  1. RDP または Citrix セッションを閉じます。
  2. デスクトップ用 Power Automate の正しいバージョンがインストールされていることを確認します。
  3. RDP または Citrix 仮想デスクトップに再度接続します。
  4. 仮想デスクトップ用 Power Automate エージェントを再起動します。

仮想デスクトップのエージェントが、デスクトップ用の Power Automate で通信できない場合、エージェントは閉じられます。 確実に適切なデスクトップ用 Power Automate をインストールしてる場合は (仮想デスクトップでの UI 自動化をサポートするデスクトップ バージョン)、次の修正手順を試してください。

  1. PowerShell を開く

  2. 次のコマンドを使用して、適切なディレクトリに移動します。

    cd "C:\Program Files (x86)\Power Automate Desktop\RDP\DVCPlugin\x64"
    
  3. 次の 2 つのコマンドを実行します。

    regsvr32 /u .\Microsoft.Flow.RPA.Desktop.UIAutomation.RDP.DVC.Plugin.dll
    
    regsvr32  .\Microsoft.Flow.RPA.Desktop.UIAutomation.RDP.DVC.Plugin.dll"
    

オンプレミス データ ゲートウェイが存在しない場合のトラブルシューティング

Important

デスクトップ フローのゲートウェイは、中国地域を除き、廃止されました。 コンピューター管理機能への切り替えます。 詳細については、ゲートウェイから直接接続に切り替える に移動します。

次の理由により、Power Automate ポータルのリストにオンプレミス データ ゲートウェイが存在しない場合があります。

  • ゲートウェイは、Power Automate リージョンとは異なるリージョンにインストールされる場合があります。 この問題を解決するには、デバイスからゲートウェイをアンインストールしてから、適切な Power Automate リージョン 選択して、再インストールします。
  • このゲートウェイは所有者が削除しました。

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