Show 米Microsoftは30日(現地時間)、10月2日(同)よりOffice 365 Home/Personalでのインストール台数制限を撤廃するとともに、最大5台のマシンで同時利用できるようにすると発表した。 これまで、米国向けのOffice 365 Homeでは1ライセンスで最大10台、同Personalでは1台のWindows PCかMacと1台のタブレットの合計2台にインストール可能となっていた。10月2日以降はこの台数制限が撤廃され、何台にでもインストールでき、最大5台のマシンで同時に利用できるようになる。 6番目のデバイスにOfficeでサインインすると、「制限に達しました」と表示され、別のデバイスからサインアウトする必要がある。使用していないマシンからサインアウトしたい場合は、Microsoftアカウントのページで実行できる。 また、Homeについては、これまで5人までのユーザーが利用可能だったが、これが6人まで利用可能となる。 なお、国内で個人向けサブスクリプション型Officeは、Office 365 Soloと、米国とはやや異なるライセンス形態になっているが、こちらも変更が適用される。 【お詫びと訂正】初出時に、国内向けの、Office Home & Business 2016、Personal 2016について、ライセンス内容の変更は不明としておりましたが、これらの製品はサブスクリプション型ではないため、そもそも適用外となります。お詫びして訂正させていただきます。 まず最初にご説明しないといけないのですが、「Office 365」と一口に言っても色々あります。 「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo))」の中からワードやエクセル、パワーポイントなどを除いたOneDriveやスカイプの有料機能などをまとめたサービスパックが「Office 365」です。 紛らわしいのですが、ワードやエクセルなどのソフトも全て入っているのは「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」の方です。 今回の記事では主に「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」についてご説明していきます。 2018年の10月を過ぎた時点で「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」のルールが変更になりました。 消費者にとっては嬉しい変更だったのですが、同時に通常の年度版Officeのバージョンアップがなくなっており、今後は「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」への流れが加速することは間違いなさそうです。 では「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」を使うようになると、どういった利点、欠点があるのでしょうか。 以下、それらをまとめてみました。 Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)が持つ3つの優位性とは1.Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)はインストール台数に制限なし、同時使用は5台まで可能ユーザー側の都合として、複数台使う人は365にした方が安くて済みます。 加えて同時使用は2台までだったものが5台に増えたのです。 2台だけだった時には年度版固定のOfficeをお勧めすることも少なくありませんでした。 2.年度版が固定されていないので、常に最新版Officeが使えるようになるこれに関しては、 の記事でも書いた通り「新しい機能に興味はない」という人が大多数なのですが、それよりも延長サポート(セキュリティ更新プログラム)が終了を跨いでも気付かないで使い続けてしまうリスクを回避できる意味の方が遥かに大きいです。 「そんなの気付かないわけないじゃん」とタカをくくっている人も少なくありませんが、かなりの割合の方が忘れたまま使い続けてしまうものです。 なぜなら、期限を過ぎても特にアラートメッセージなどは出ないことがほとんどですし(少なくとも私が2007を期限過ぎても使っていた時には全く出ませんでした)、機能も特に制限がかかるようなこともなく使えてしまうからです。 マルウェアのリスクがどれほどのものかも先述している通りです。 ですので、リスクを把握した上で永続ライセンスを使うならそれで良し。 その場合、延長サポートが切れたらオフラインで使う、等の自己管理ができる人なら永続ライセンスを。 おそらくそうした人は少数派でしょうから、そうでない人たちは「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」を使った方が良いでしょう。 仮に2016年版のOfficeを購入したとしたら…セキュリティが高い延長サポートの効いている期間は2025年の10月まで。 この記事を作成している2018年の暮れから考えればあと7年。 パソコンのハードウェアとしての対応年数は5年と言われています。 年度版固定のOfficeの最大の利点である「パソコンを買い換えても使い続けられる」という部分が、セキュリティ的に危険がつきまとってしまう…これでは年度版固定Officeの旨みが半減です。 「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」をオススメする理由はそうしたものです。 3.オンラインストレージOneDriveが1TBを使いたい放題パソコンを毎日販売していると思うのですが、Windows10がパソコンでもタブレットでもデバイスの種類を問わずに使えるように開発されたOSであるというのは、裏を返せば「どのデバイスからでも1つのデータにアクセス可能である」という時代を見据えてのことだと思います。 いえ「見据えて」という表現は正しくないかもしれません。 既に平成生まれのデジタルネイティブ達はオンライン上でのデータ(クラウド)を上手に活用しているのですから。 もっとも日本の一般家庭ではまだまだ浸透してはおらず、データのバックアップを取るなら外付けハードディスクという構図はなかなか崩れません。 しかし、あくまでもハードディスクは磁気ディスクです。 近くに雷が落ちたらサージ対策していなければ終わり。 クラスターエラー、物理破損…最近では大雨、台風、地震などの自然災害も怖いところです。 ところが、オンライン上に保管された情報は手元にない分、安心して預けていられます。 あなたの家が火事になったらどんなに外付けメディアに複製データを造っていても全てが消失しますが、オンライン上ならデバイスさえ新しく用意すればデータはいかようにも取り出せます。 これがクラウドサービスの最大の利点でしょう。 有事の時だけではありません。 仕事でも私用でも、インターネットが繋がってさえいればオンラインデータをいつでも活用できるのです。 そして、それが可能となったと言えるほど現代のインターネット環境は整備されつつあります。 しかし欠点もあります。 それは維持費がそれなりにかかるという点です。 昨今では販売されているパソコンの保存容量が1TBのものが増えてきています。 実際に使用する平均容量よりも先行して増えていますが、時折、個人でも写真や音楽、動画などを大量に保存しては容量が足りないという人も見かけるようになってきました。 つまり、オンラインストレージも数百GB~1TBクラスの大容量を必要とされる時代になりつつある、ということです。 そんな中、あなたがもしOfficeを必要としており、これから大容量のデータを持つことを考えるのであれば、OneDriveの1TBがいかに割安かということを知って頂けるかと思います。 比較すれば一目瞭然です。 中には無料で扱えるサービスも幾つかあるのですが、何しろ無料だと容量が非常に小さいことがほとんどです。 または使いづらい何かしらの制限がかけられているものです。 しかし、Officeは多くの人が使うものなので、元々必要な「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」を使い続けていれば、タダで1TBもの大容量を使えるようになるようなものです。 この優位性は企業体力や最大のOfficeシェアを持つマイクロソフトならではですね。 細かいことを言うなら「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」は「Office Professional」にある、ほぼ全てのソフトが使えて、かつ、アカデミック版のように商用利用ができない規約上の制限もありません。 こちらの記事でご紹介している通りです。 あなたがもし学生で、お値段を抑えることを優先し、商用利用することがなければアカデミック版の購入を検討すべきです。 しかし、もしそうでないようなら、これから先は「Microsoft 365 Personal(旧Office 365 Solo)」をご契約頂くのはいかがでしょうか。 Office 365の台数制限は?デスクトップ版の Office アプリをインストールできる Microsoft365 パッケージプランをご利用のお客様は、1アカウント(1ユーザー)あたり、パソコン5台+モバイル端末5台+タブレット端末5台、合計で最大15台の端末に、アプリをインストールできます。
Office 何台までインストール?最大で15台にインストールすることができます。 法人向けプランの場合は、デバイスの種類ごとに5台までと決まっているので、パソコン15台にインストールできるわけではない点に注意が必要です。
Office365 E3のインストール台数は?Office 365 E3 は生産性アプリとサービスのクラウドベースのスイートで、情報保護とコンプライアンスの機能も含まれています。 Office for mobile をユーザー 1 人あたり最大 5 台の Windows PC または Mac、5 台のタブレット、5 台のスマートフォンにインストールできます。
Microsoft 365 Apps for Businessのインストール台数は?1 ライセンスでユーザー 1 人あたり 5 台のモバイル デバイス、5 台のタブレット、5 台の Windows PC または Mac にフル機能の Office アプリケーションをインストールできます。
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